33歳、卵巣がん。ゆかぼーのサバイバル日記

息子が8ヶ月の時に、卵巣がんステージ3の告知を受けました。それでも前向きに生きていきたい! がんとの闘い、夫と息子との日々、日常のいろいろを綴ります。

実家への帰省

息子に会いに、週末に実家へ行きました。

 

『息子に会いに?』

 

そうなんです、実は今、私の息子は350キロ離れた私の実家にいます。

 

なぜ別々に暮らしているかというと…パワフルな0歳の育児ができるほど、私の体調がよくないからなんです。

 

実は、がんが発覚した頃(10月の中ごろ)は腹部の痛みも強く出ていて、ひとりで息子の面倒をみて、家事をして、というのはなかなかに厳しい状況でした。

 

私の母にも何度も遠い距離をJRに乗って来てもらって、通院したり息子の面倒を見てもらったりとしてもらってましたが…母もそんなに長く家を空けるわけにもいきません。

 

夫の母は現在病気で入院しているし、息子は今まで保育園に預けたこともないし…

 

 

これから私が入退院を繰り返すこと、息子のことを考えると慣れた人に預ける方がよいということ、いろいろたくさん考えて…話し合って…

そうしてみつけた最善の案が『私の体調が安定するまで、私の実家に息子を預ける』だったのです。

 

 

 

10月23日に私が病院に2週間入院するときに、息子を父と母に託してきました。

それからずっと、息子は350キロ離れた実家で生活をしています。

 

息子が産まれてからずーっと片時も離れたことがなかったので、入院中も、退院してからも、考えることは息子のことばかり。

特に退院してからは、家じゅうに息子の物がたくさんあって…会いたくって、会いたくって、思い出しては泣いてばかりでした。

そんな私を見かねて、夫がめったにとれない希望休を取ってくれて、今回の帰省となりました。

 

 

3週間ぶりに会う息子は、とても成長を感じて。

かまり立ちも、おすわりも、ふらふらしなくてしっかりとしてきていました。

もうかわいくて、かわいくて、写真も動画も撮りまくりでした(笑)

早く大きくなってほしいような、ずーっと赤ちゃんでいてほしいような。

子を持つ親の気持ちは複雑ですね。

こんなに早く成長していったら、まばたきしたらもう飛んで行っちゃうんじゃないかと思うぐらい。

 

息子の成長をそばで見ていられないのが、すごく悲しい。

なんでこんな病気になっちゃったんだろうと、とっても悔しい。

 

 

でも、ずーっと息子のそばにいるためには今は無理しちゃいけない。

がまん、がまん。

抗がん剤治療が進んで腹部の痛みも軽くなったら、早く息子を迎えに行きたいな。

私の中での目標は1か月!入院中に落ちてしまった体力も戻さなくっちゃ!もう少し時間がかかって年末まで延びちゃうかもしれないけど…

 

息子へ

それまで、じぃじとばぁばと待っててね。

初めてのクリスマスプレゼントは、パパとママでとっておきを用意しておくね!