33歳、卵巣がん。ゆかぼーのサバイバル日記

息子が8ヶ月の時に、卵巣がんステージ3の告知を受けました。それでも前向きに生きていきたい! がんとの闘い、夫と息子との日々、日常のいろいろを綴ります。

たったの2か月で再発!

6/8に外来に行って、6/1に撮ったCT検査の結果を聞きに行きました。

 

 

タイトルの通り、、

 

結果は、やはり再発でした。

もーCA125もあれだけしっかりと上昇しているし、特別びっくりはしませんけどね。

あーーやっぱりー…って感じです。

 

てゆうか、3月の時点で寛解と言われてないので、再発とも言わない気がするのですが…

『再発』なんですってー!

 

えー!寛解してたなんて、知らなかったよ??

 

 

CT検査の結果は、腹膜播種のひとつひとつが大きくなって、CA125の数値が上がったみたい。脾臓あたりに少し大きめのやつがいるらしい。

不幸中の幸い、転移はないそうです。

 

でも、6ヶ月以内に再発しちゃったから、プラチナ系の薬はよほど使える薬が減ってこない限り使えない(使っても効果ない)そうです。

 

できるだけ早くに抗がん剤治療をしたほうが良くて、遅くても6月以内には初めてほしいとのこと。 

使う薬はジェムザールとドセタキセルの併用で、3〜4週でワンクールを、私の場合は効果が出るまで時間がかかるので、とりあえず6クールはやるとのこと。

 

そして、初発の時ほどの抗がん剤の効きは望めない、と。

抗がん剤の副作用も、初発の時よりも厳しいものになるかもしれない、と。

 

 

う~~ん。。

しょっぱいわぁ、、、

 

 

でも、とりあえずまず!

自分で調べて聞きたかったことを聞かねば!と、聞きました。

 

以下がCT検査の結果と病院側からの治療の提案が終わった後の、私と先生とのざっくりとした会話の内容。

 

私→ エストロゲンが体内に増えた時に、病気が悪化している気がする。エストラーナテープが今回の再発に関係しているのでは?

先生→ エストロゲンをそんな悪者にしないでください。エストラーナテープは卵巣がんで早期に閉経してしまった患者さんには、推奨されています。

 

私→ でもNCCNのガイドラインにはホルモン治療が書かれています。この治療はエストロゲンを抑制するものです。この治療はやってはもらえないのですか?

先生→ 日本のガイドラインにのっていないので、どの病院に行っても基本的にはできません。もしやりたいのであれば、自由診療になります。でも、ホルモン治療なら副作用もなく治療ができると思っているのかもしれませんが、抗がん剤ほどの効果は期待できませんよ。でも一応他の先生方にも話をしてみます。ですがあまり期待しないでください。

 

私→ 抗がん剤をやるとして…LGSCは抗がん剤が効きにくいですよね?ジェムザールとドセタキセルはLGSCに効果のあるものなのでしょうか?

先生→ LGSCにっていう治療法はないんです。プラチナ抵抗性で、再発卵巣がんの方にはこの薬を使用しています。

 

私→ LGSCで効いたという症例はないのですか?

先生→ 卵巣がんで一般的に使用しているものです。

 

私→ 先生…抗がん剤治療をしないとしたら、余命はどれぐらいでしょうか?

先生→ 半年から1年ぐらいだと思います。でも半年までは無症状でいられると思います。

 

 

大きな病院だと、外来の時に毎回担当の先生が変わるのは仕方のないことです。

ウンウン、それはわかっているのです。

でも、今回の先生は、なんていうか……ちょっとひどかったです!!!

 

内容もしょっぱければ、先生もかなりの塩対応で。

 

その場で抗がん剤治療を受けますと即答できなかったので、一週間後の6/15まで時間をもらうことになりました。

 

鋼のハートを持っていると自負している私ですが。

すべての話が終わって、会計を終えて車に乗るころには、まっしろに燃え尽きてましたよ。

 

#明日のジョー 燃え尽きたぜ真っ白に・・‥ - トシのイラスト

 

 

まあね、わかりますよ。

なるべく気を付けて話はしましたが、私の質問した内容は、エストラーナテープのくだりなんか聞きようによっちゃ『治療法が間違っているんじゃないの?』って内容ですもん。

先生方が日本の卵巣がんガイドラインに沿って、正しい治療をしてくれているのはわかります。

 

でも、がんの種類もいろいろあるし、治療を受ける患者の事情もいろいろあるし。

 

国のガイドラインに沿って、治療すればいいってものでもないと思うんです。

 

Aさんに効くものが、Bさんに効くとは限らないでしょ。

 

もっと薬の効果判定をしっかりして、ガイドライン内に限らずにもっと柔軟に、治療にあたってもらえないものかなぁ。

これは、患者側からの切実な願いです。

 

TC療法を18回受けながら、周りの人がどんどん先に寛解して病院を去っていくのを見ながら、薄々感じていました。

 

卵巣がんの人は、だいたい私と同じ、この治療してて、みんな寛解して治療を卒業してるけど…

私にはこの治療は合わないんじゃないの?って。

 

でも、がんばって治療に耐えていれば、いつかは治ると思っていたんです。

部活の練習のように、監督を信じて頑張ろう!みたいな。

 

も~スポ根じゃないんだから。

辛い治療、耐えれば必ず結果が出る!って訳じゃないよね。

部活の練習とは違う。

 

私たち患者は、体力も時間も、大切に使っていかなくちゃいけない。

治療法も、もっと慎重に選ばなくちゃね。

 

まだ卵巣がん患者として2年目。

患者力、足りてなかったなぁ〜と反省した次第です。

人任せにしないで、これからは自分でも治療法を模索しながら進んでいこうと思います。

 

※民間療法とか、そういったものに傾倒するって話じゃないですよ!私は治療の主軸はあくまで西洋医学です。でも、今の治療で満足できてないのなら、ガイドラインに載っていない治療や、東洋医学なども検討してみる必要があるのでは…?という話です(^^)